ワキガのセルフチェック法を解説

ワキガ発症のメカニズム

ワキはよく汗をかく場所ですが、アポクリン腺という発汗器官があります。ここから出た汗が、皮膚の上にいる細菌である、皮膚常在菌と反応して、汗が発酵します。これがワキガの原因になります。

汗は身体全体にあるエクリン腺からも出ますが、こちらはさらっとしていて、臭いの原因にはなりません。

アポクリン腺は、ワキや耳の穴、陰部などのデリケートゾーンにしか存在せず、その成分は水分やミネラル分の他に、脂質や糖質、鉄、アンモニア、タンパク質などが含まれており、さわると粘り気があります。また黄色みがあったり薄い赤であるという特徴もあります。

ワキガの人はこの汗腺が発達して、活発に動くので臭いがするのであって、これは病気ではなく、あくまでもその人独自の体質と言えるでしょう。

似ているのは、生乾きのぞうきんの臭いとか、乳製品が腐ったような臭いと言われているので、汗臭さとは異なる刺激を感じる臭いであり、他人に強い不快感を感じさせてしまう恐れがあります。

まずはセルフチェックで確認してみよう

ワキガは自分ではなかなか気付くことができません。遺伝で発症する可能性が大きく、両親がワキガか否かを知ることにより、セルフチェックをすることができます。

また、耳垢が湿っていると、外耳道にあってワキガの原因となるアポクリン腺が発達している可能性が高いので、疑ってみるべきでしょう。

さらにワキにはアポクリン腺が多くありますが、ワキガの人は臭いの原因となるタンパク質や脂質、糖質、アンモニアを多く含んでおり、汗が黄ばんでることがあります。それが衣類に付着することがあるため、着ていた洋服のワキの部分に、黄ばんだシミができていたら、ワキガの可能性が高いです。

ワキ毛が濃いかということも、ひとつの判断基準になります。女性の場合、毛の太さがしっかりしていて、一本の毛穴から二本の毛が生えているようなタイプの人は、アポクリン腺が多く、ワキガ体質の可能性が高いと言われています。逆に男性はさらっとしたワキ毛が広範囲に生えている人ほど、アポクリン腺が多いと言われています。鏡でチェックすることができるので、調べてみてください。